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2023/06/28 01:25
全世界で注目が集まる「グルテンフリー」。この言葉の定義は、簡単に言えば「グルテンを含まない」あるいは「グルテンを極力避けた食生活」のことです。
グルテンとは、小麦や大麦、ライ麦に含まれるたんぱく質の一種です。
このたんぱく質が水分と結びつくと、粘弾性を持った網目構造がつくられているため、この性質を利用してパンやピザ、パスタ、お菓子などが作られています。
グルテンフリーの始まり
「グルテンフリー」は、遺伝性の自己免疫疾患であるセリアック病患者の食事療法として始まりました。
この疾患は、グルテンに対して異常反応を示し、自己免疫系が小腸の組織を攻撃することで、吸収機能の低下や腹痛、倦怠感などの症状を引き起こします。
グルテンフリーが広まった背景
「グルテンフリー」が世界的に普及したのは、テニス界の名選手であるノバク・ジョコビッチ選手の影響が大きいです。
テニスのグランドスラムで8回の優勝経験を持つノバク・ジョコビッチ選手は、血液検査などを通して自身の体がグルテンに過敏であることを発見。
その後、グルテンフリーの食事に切り替えることで体調が大幅に改善したと自著「Serve to Win」で述べています。
彼の成功は、グルテンフリーの可能性を世界中に示し、さらに広範な人々にその重要性を知らしめました。
グルテンフリーで期待できる効果
グルテンが体質に合わない人にとっては、グルテンフリーの食事が、便秘や下痢、腸内環境の改善、肌トラブルの解消、一般的な不調や倦怠感の緩和など、体調改善につながる可能性があります。
アスリートだけでなく、自分の体に最適な食事を模索している人々にとっても、グルテンフリーは有用な選択肢となっています。
グルテンフリーに対する考え
ただ「グルテンは身体に悪い」という情報だけが独り歩きしてしているような気がします。
実際に有名な著書である「小麦は食べるな」(日本文芸社)では、「遺伝子組み換え小麦は、血糖を上昇させる作用が古代の小麦よりも高い」という実験結果が出ているのは事実です。
確かに、小麦で作った食べ物は、小麦だけではなく油脂や糖分が大量に含まれているものが多いので、バランスよく食事するのは難しいのかもしれません。
ただし、「グルテンは有害」という情報が拡散する一方で、食に対し過敏になったり、食事制限をすることによってストレスを感じる人がいることも事実です。
私たちが最も重視すべきなのは、情報に左右されず、食べてみて体調が良くなったり、気分が上がるものをバランス良く適量食べることに尽きると思います。
君に届けるカレーはグルテンフリーのカレー
RAGTIMEから提供する「君に届けるカレー」は、この理念を具現化した自信作のグルテンフリーカレーです。
選び抜いた素材とバランスの良いスパイスが織り成す、深い味わいのカレーは、食事の体への影響を考えた上で作り上げました。
健康的な食事を摂ることにナーバスになり、ストレスを感じては本末転倒です。そのためRAGTIMEは、体に優しく、そして美味しい「君に届けるカレー」の開発に力を注ぎました。
また、忙しい現代人にも手軽で美味しいグルテンフリーの食事を取り入れてもらいたいという願いからレトルトで開発しました。
私たちRAGTIMEの想いと技術、そして確かな製造パートナーとの共同作業により、楽しみながら安心して食べられる商品となっています。
全ての世代の方々に、この「君に届けるカレー」を食べて、その美味しさと身体への優しさを感じていただきたいと思っています。